ABOUT PROJECT

「若者へ映画を届けるプロジェクト」

 映画でSDGs


映画は時代を映す鏡と言われます。時代を映し、世界を映し、過去と今を行き来し、未来を描きます。知らない世界のことを知り、異国の地に足を踏み入れ、誰かの人生を追体験することができます。苦しみも悲しみも、喜びも楽しさも体験ができます。実は意識しないところで、本当に様々な体験を映画は運んできてくれるのです。

 世界規模、地球規模で生きることを考える。誰ひとりが取り残されることなく、安心して生活できる地球をどうやって残すべきか。その国際目標がSDGsとして定められたわけですが、その17の道しるべも、あらゆる世界の映画にそれらが散りばめられています。SDGsへの取り組みは、実際の行動はもちろんですが、正しく理解すること、今何が起きているかを知ることから始まるのではないでしょうか。

世界に目を向けながら身近な社会をどう生きるか。パンデミックに襲われた今はよりそのことが重要になってくるような気がしています。

そうやって自分たちが暮らすコミュニティに目を向けた時、大切にしなければならないのが社会福祉なのだと思います。

SDGsと社会福祉 二つのキーワードから改めて映画を観てみることで、新しい窓が開くようなそんな気がしました。

大人から若い世代にバトンを繋げる

急速な社会の超情報化によって、知らず知らずの内に、私たちは自分達にとって快適な情報だけを受け取るようになっています。手の中に入るもの以外の情報は意外なことに知らないものです。目を向ける余裕がないとも言えるし、関心がないという理由で見なくて良いものにしている場合もありそうです。それは、世界への想像力を閉じることに繋がっていく気がしてなりません。

世界の裏側で生きている人たちの事、世界の片隅に追いやられている現実、過去の悲惨な歴史的事実や、今起きている凄まじい環境破壊、実は身近にあるいじめ、差別、貧困や社会格差問題。これらも一側面だけで語られるものではありません。様々な経緯、出来事があり、多角的な見方で捉えてこそ、初めて向き合えるものだと思うのです。

 <世界への想像力を閉じる>凄まじい力が今の時代にあるならば、映画が持つ<世界への想像力を開く>力を、若い世代にこそ残したい、と思うのです。それは大人たちが次世代に向けて出来るバトンと思うからです。その仕組みづくりに、皆様のお力をお借りしたいとこのプロジェクトを立ち上げました。

企業・団体向けクラウドファンディング

個人ではなく、企業・団体に向けてとしたのには理由があります。企業・団体が目指す活動をするのに必要なのはマンパワー。一丸となって目標に向かう人たちと、話題・課題・問題点を共有することはとても大切な場であると考えます。映画でSDGs   映画で社会福祉 という意識を持って見る映画はまた新しい発見に満ちていると思うのです。映画を観たらそれを語りあってみてはいかがでしょうか。

そして、その体験を若い人たちに広げていきたい。


勉強会の一コマに、社会貢献に、『若者たちへ映画を贈るプロジェクト』をご活用いただけたら嬉しいです。