手と手をたずさえて
コロナ禍の間、いろんなことを考え、奔走しました。落ち込んでもいたけれど、社会人の顔はせっせと仕事をしていました。たくさんの人たちが支えてくれました。
休館してすぐに始まったミニシアターエイド基金には金銭的に救われましたが、一番救われたのはその励ましでした。こんなに多くの人たちが、映画館は大切だと思ってくれているんだと、そのことが嬉しかったし、正直驚きました。
夜な夜ないろんな団体や活動をする人たちとの情報交換が始まりそれは今も続いています。SAVETHECINEMA、ミニシアターパーク、たくさんの映画ファン、映画製作者、関係者。知っていた人も知らなかった人も今や皆が一丸となって動いたり、声をあげたり、互いに手を差し伸べたり、協力したりしています。
凹むたびに、たくさんの方の思いが私たちの背中を押してくれました。
未来へつなごう!という合言葉は、映画館の存続だけではないと思っています。
助けてもらった私たちができることは、映画を次世代につなげていくことだとも感じています。
若い人たちに映画をたくさん届けていこう。今までできなかったことを少しずつ知恵を絞ってやっていこう。そんなことを思いながら過ごしてきました。
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